木陰のベンチ
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『面白いほどよくわかる古事記』
2006-06-25(Sun) 23:55
吉田敦彦 監修 島崎晋 著

天地の始まりから様々な神々の物語を経て、推古天皇までが描かれた日本でもっとも古い歴史書。
……これを、現代人にもわかりやすく解説している本です。
日本書紀との違いや、当時の時代背景を説明するコラムのようなものがあったり、神々や天皇の家系図も記されているので、古事記のとっかかりにはいいかも♪
聞いたことのある神様の名前やエピソードはもちろん、知らなかった物語もたくさんあるので、読んでみてよかったです。
ただ、ずいぶん読みやすくなっているとはいえ、登場人物の名前には苦労するかも……。漢字ばかりで長すぎるので(苦笑)。
読書のペースは遅くないほうだと自認しているわたしですが、これは1冊読み終わるのにけっこう時間がかかってしまいました。

伊耶那岐の命(いざなぎのみこと)と伊耶那美の命(いざなみのみこと)の幸せ生活と別れ、須佐之男の命(すさのおのみこと)が泣き虫や乱暴な時期を経て英雄になるまでのお話、出雲大社の起源、景行天皇の息子である倭建の命(やまとたけるのみこと)の幼少期から傲慢がもとで死を招く最期……。
わたしは、このあたりまでのお話が好きでした。
仁徳天皇のお話あたりになると、完全に人間の物語になってしまうので、その手前までくらいのほうが「物語」としては面白いのかな、と(笑)。

こういう解説書は世の中に複数出版されているので、ほかのものも読んでみると、より理解が深まるかもしれません。
日本史も、もっとちゃんと勉強してみたくなりました。

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